
乳幼児期から学齢期まで指しゃぶりをしている子どもの口腔内でのリスクについて記載します。
乳幼児期より学齢期まで指しやぶりを統けていると、
とが多いため、
・子どもが指しやぶりをやめたいと思っているか
・両親、家族(祖父母’兄弟を含む)の協力、
・健康状態がよいか
・生活環境(学校.家庭環境, 友人関係)に問題がないか
・こどもの精神発達に問題がないか
などのことを確認します.日常的に「
口腔習癖を観察する
指しゃぶりやを突出癖などの口腔習癖は, 口
腔周囲筋の不調和を引き起こし, 上顎前突や開
咬, 交叉咬合など歯列.咬合に影響を与えるた
め, 口腔習癖へのアプローチが必要になります。
臨床的に多くみられる口腔習癖は、「舌突出癖」
どうかが確認できます.口呼吸はいぬも口を開けているため、
そして、本来安静時に口蓋についている舌が,
ポカーンと開けた上下唇の間から見えます.ま
た口唇が触れていない前歯部の唇側面は, 日
常的に乾燥しているため、着色がしやすく, 前
歯部歯肉は歯肉炎になりやすい傾向があります.
ほかにも, 咬唇癖(口唇を前歯で咬む癖)や吸唇癖(口唇を吸う癖)
デンタルハイジーンより 大石