平成30年12月24日に、自分がインプラントの応用を2011年から習い始めた恩師のサーシャ先生が来日され、講演会をされたので参加してきました。

サーシャ先生は現在ロサンゼルスで開業し、gIDEという世界各地の歯科医師の先生にインプラントや、補綴というかぶせ物の研修コースを開いている世界的に有名な先生です。

  

  

アメリカはもとより、スペイン、イタリア、ロシアなどヨーロッパ各地や、ブラジルなど南米、中国や中東などのアジアなどで現在も年間のコースを開いています。

又、インターネットを通じた研修プログラムも行っており、研修を受けた先生は相当数の先生がいます。

今回中国でのコースの帰りに日本によって、レクチャーをすることが決まり、自分も参加しました。

7年間の間に、日本でもロサンゼルスでもレクチャーを何回も受けていますが、今回も受講できることを楽しみにしていました。

今回のセミナーは急に決まったのと、クリスマスイブの日にもかかわらず、20人以上の先生方が参加されていました。

内容はインプラントについての最新の考え方や、症例についてでした。

サーシャ先生は元々インプラントを支える骨について、骨の少ない患者さんにどのようにして新しい骨を作り、インプラントが長持ちすることや、審美的に元々の状態に近づけたり、もしくは元々より綺麗にしたりすることが得意な先生です。

今回、その骨のことだけでなく、インプラント周囲の歯ぐきの状態についてより多くの最新の症例を見せてもらい、解説してもらいました。

難しい症例をきちんと論文ベースの根拠をもとに治療を行って、綺麗な最終結果を出す所が素晴らしいですし、どのように難しかったかや、自分の想定と違った時にどのようにリカバーするかなどを見せていただきました。

 

又、夕食もご一緒させていただき、サーシャ先生が数年前からはまっているテニスについてなどの話で盛り上がりました。ただ、いつも反省するのは、もっと自分が英語をしゃべれるようになれば、更に楽しいだろうにと思う事です。来年の目標として、スピーキングの向上を第1目標にしたいと思います。

大変勉強になった1日でした。

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