
12月1日(日曜日)に当院にペンシルバニア大学歯学部のエンドの教授Dr.カラブチャックが来院されました。
エンドとは歯の根の中の神経の治療を行う分野です。虫歯が進んで、痛みや、沁みるなどの症状が出た時に、神経の治療を行ったりしますが、その分野の専門の治療です。
特にペンシルバニア大学はアメリカの中でも有名で、日本からも多くの先生が勉強に行っている世界的に有名な大学です。

今回、ペンシルバニア大学のエンドを学んできた高橋先生が、日本での最終プレゼンを行うとの趣旨で、そのプレゼンが当院の研修室で行われることになりました。
世界的に有名なアメリカの大学の教授が、日本の一開業医院に来られることはあまりないことですので、今回は数カ月前より当法人の若い先生を中心に準備が行われ、開催に至りました。
今回は高橋先生のプレゼンにて、ペンシルバニア大学に行かれるまでの経緯と、行ってからの教育についてのお話しがありました。
自分もそうですが、人生を変える決断をする時の大変さ、又、大切なことのお話しがあり、とても共感できる事が多かったです。
又、実際の症例について英語でのプレゼンがありました。診断についてもきちんと行うことが分かりましたし、診断に基づいた治療を行うことで、きちんとした結果が出ることも再確認出来ました。
治療とは、派手さではなく、きちんとした診断に基づく治療の大切さを本当に感じました。

Dr.カラブチャックからも最新のエンドの治療についてのお話を聞くことが出来ました。最新の道具についての知識や、使用方法なども教わり、非常に参考になりました。
Dr.カラブチャックもおっしゃっていましたが、技術は日々進歩しており、昔の知識と道具より、より進歩した物を使うことでよい結果が得られる事の大切さを教えていただきました。
Dr.カラブチャックは本当に気さくで良い先生で、お昼休みにお話もさせていただきましたが、娘さんのテニスの話などご家庭のお話も出来て、楽しい時間も過ごせました。
夜には懇親会で以前からお世話になっている先生方や、若い先生などと一緒にお話し出来て、勉強にもなりましたし、いらした先生との交流も図れて非常に有意義な1日となりました。
これからも勉強会を通して、患者さんの為の知識や技術の習得を行っていきたいと思います。
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