
西菅小学校 歯科検診
10月1日に学校医になっている西菅小学校の1年に1回の歯科検診に行ってきました。

毎年歯科検診は6月ぐらいに行われるのですが、今年はコロナウイルスの影響で延期になり、秋に行う事になりました。
毎年歯科検診を行うのですが、見覚えのある生徒さんのだんだん成長していく姿をみると嬉しい気持ちになります。
同じ学年でも背の大きい子供さんから小さい子供さんがいるように、お口の中の乳歯から永久歯に生えかわるのも個人差があります。
一般的に背の大きい子供さんは永久歯に交換していくのも早い傾向にありますが、たまに背が大きくても交換の遅い子供さんもいて、個人差があって面白いなと思います。

近年は昔より段々虫歯の治療をしていたり、新しく虫歯がある子供さんが少なくなっています。
ご家庭での歯ブラシの習慣がきちんとしてきたり、フッ素入りの歯磨きの影響だったり、歯科に小さい頃から定期的に通っている子供さんが増えてきている為だと思います。
ただ、当院で見ていると、最近コロナウイルスの影響で歯科検診がしばらく空いていた為か、しばらくぶりに検診した子供さんに新しい虫歯が出来ていることがありました。
学校に行かない期間にご家庭での生活が、学校に通う規則正しい生活から、お休みで食生活も含めて不規則になり、口腔内の環境も変わってしまっている場合もあると思います。
虫歯や歯周病は歯ブラシも大切ですが、飲み物食べ物を含めた食生活に影響を受けることが多いです。
西菅小でも学校生活が、まだ規制はありますが大分元に戻ってきているとのことですので、これから生活習慣はもとより、歯科医院での定期検診を受診していただいて、お口の健康を維持していただければと思います。
西菅小は今年から校長先生と養護の先生が変わりましたが、ご挨拶するのも今回初めてでした。
前任の先生方同様素晴らしい先生方で、これから又就学時健康診断などもありますので、色々とお話出来て良かったです。
今年は毎年秋に行っていた3年生の歯ブラシ教室を行うことが出来ませんので、来年は是非出来ることを願っています。
これからも子供さん達のお口の健康の為に、医院全員で取り組んでいきたいと思います。
☆☆☆