こんにちは、受付の阿部です。

今日は口臭予防の医院でのケアやセルフケアについてお話します。

 

医院でのケア

 

 

☆舌清掃指導を含むTBI

 

ロ臭の治療は口臭の発生原因を明らかにし、それに対して適切な処置を行っていくことが基本です。

 

ロ臭が発生するおもな原因として、多量の舌苔が付着していることや歯周病、口腔内が乾燥していることなどがあげられます。

 

したがって、歯科衛生士はプラークや舌苔を除去して、口腔内 (歯、舌、義歯) を清潔にできるように、患者さんに対して TBI や舌清掃指導を行います。

 

舌清掃指導の際は、患者さんに手鏡で舌表面をよく観察してもらい、患者さんご本人が舌苔を確認したうえで、舌ブラシを用いた清掃指導を行っています。

 

指導後には、再度口臭検査を行い、舌清掃前後の口臭値の変化を患者さんに提示します。

 

清掃の効果を口臭値で示し、舌苔が口臭発生の原因となっていることを理解してもらうことが患者さんの毎日の清掃習慣のモチベーションにつながります。

 

 

☆唾液腺マッサージの指導

 

生活習慣の指導や、唾液分泌を促すための唾液腺マッサージ (耳下腺(4本の指で耳の前下方のあたりをぐるぐるほぐす)、顎下腺(耳の下から顎の先まで5ヶ所ほどを押す)、舌下腺(顎の真下を親指で押し上げる))や舌体操の指導を行うこともあります。

 

資料をお渡ししたり、目の前でやってみせ行ったり、患者さん自身も直接体験して覚えてもらうようにすることもあります。

 

セルフケア

 

 

☆舌ブラシ

 

 

舌ブラシとして、ねじりブラシタイプのものを推奨しています。

 

舌を傷つけにくく、舌苔をしっかり落とすことができます。

 

歯ブラシと比べると少し高額ですが、2.3ヶ月は使用できます。

 

薬局やスーパーでは、ガーゼタイプやプラスチックタイプの舌ブラシが多く販売されていますが、舌乳頭の間の舌苔は十分にとれません。

 

そのほか海外製品には金属タイプのものもありますが、舌を傷つけやすいのであまりお勧めはできません。

 

 

☆口臭予防のための洗口液

 

 

洗口液としては、口臭の原因である揮発性硫黄化合物(VSCS) に効く塩化亜鉛が配合されたハイザック (ビーブランド·メディコーデンタル)、二酸化塩素が配合されたCIO2Fresh(パインメディカル/日本歯科工業社)を推奨しています。

 

すでに産生されたVSCSを非揮発化させるため、においがなくなります。

 

即効性があるため、口臭に悩んでいる方は選択されることが多いですが、勧める側として注意しなければならないこともあります。

 

1つ目は、舌清掃をしっかりとしていれば、洗口液は絶対必要なものではないということです。

 

舌清掃をしていても人と接するときに、どうしても気になってしまうという方にオススメです。

 

2つ目は、舌清掃をしていなくても含敷するとにおいはなくなりますが、原因物質は口腔内にあるため、一日中においが消えるわけではありません。

 

そのため、舌清掃を行う習慣は必要です。