こんにちは、歯科衛生士の佐藤です。‌‌突然ですが、みなさん人間ドックは受けていますか?‌

 

先日、健康保険組合から、人間ドックの案内と、生活習慣病に関するリーフレット、アンケートが届きました。‌

 

年1回は、私も受けるようにしていますが、そろそろ予約を取ろうかな。と思いつつ、予約の電話を後回しにしてしまっていて、案内がきた時、はっと思い出しました。

 

‌‌リーフレットには、「生活習慣病の重症化を防ぐには」と、わかりやすく書かれており、歯科にも通じるものが多くあったので、私なりに歯科に関連付けてお伝えしていきたいと思います。‌‌

 

虫歯と歯周病

 

歯科における代表的な病気は、虫歯と歯周病です。

 

それは、生活習慣病とも言われているので、それを重症化しないようにするには、今からお伝えする6つの事がとても大事です。

 

‌‌1、定期的に健診を受けましょう‌

 

何年も歯医者に行っていない方は、是非一度ご来院ください。

 

‌まずはお口の診査を行い、必要な検査、レントゲンなどをとり、今のお口の状態を説明致します。

 

虫歯や、歯周病の治療を行い、終わりましたら、ヤガサキ歯科医院では、定期的なメンテナンス(検診)を行っております。‌

 

このメンテナンスが、とても大事です。

 

毎回の検診結果は、生活習慣改善のきっかけにもなり、定期的に通うことで、重症化を防ぐ事ができます。

 

 

‌‌2、保健指導の機会を逃さない‌

 

お口の病気は、生活習慣病とも言われ、治せば終わりではありません。

 

私たち専門家が、生活習慣の見直しなど、アドバイスをさせていただきます。 一緒に少しずつ、生活習慣を見直していきましょう。

 

 

3、治療は継続しましょう

 

‌症状がなくなったからと、自己判断で治療を中断される方がいらっしゃいます。

 

治療が途中のまま放ってしまうと、重症化する事があり、残せた歯も残せなくなってしまいます。

 

必ず、最後まで通って、その後もメンテナンスに通いましょう。

 

 

4、食生活を規則正しく‌

 

甘い物、酸性が強いものは控えめにする事や、だらだら食べると、歯が溶けて虫歯が進んでしまうので、量や時間を決めて、規則正しい食生活を心掛けましょう。

 

 

5、こまめに身体を動かしましょう

 

‌お口には直接的な関係はないかもしれませんが、身体が健康だと美味しい食事がとれ、よく噛む事は唾液を出し、虫歯予防につながります。

 

 

6、改善しやすい生活習慣から見直そう‌

 

お酒も控えめにするなど、だらだら飲んで、寝てしまうと、細菌が寝ている間に活動し、虫歯や歯周病のリスクにつながります。

 

必ず、寝る前の歯磨きの習慣をつけましょう。

 

‌思い立ったら禁煙も、歯周病予防になります。

 

喫煙すると、血液の流れが悪くなり、歯周病の自覚症状も出にくいです。

 

治りも悪くなるので、本数を減らしたり、禁煙したりしましょう。‌

 

ストレスを貯めないことも大事です。知らぬ間に、食いしばってしまうと、歯が欠けたり、割れたり、被せものが取れてきてしまいます。

 

 

以上の事から、病気が重症化してから治療を受けるより、早くから予防するほうが、確実で簡単です。

私たち、歯科衛生士も、皆さんの生活に寄り添い、アドバイスさせていただき、1日でも長く自分の歯で、美味しいものを食べていただけるように、努めてまいります!

まずは、検診を受けて、自分のお口の状態を知る事から、始めましょう。

 

歯科衛生士、佐藤祐子