こんにちは。

副院長の安藤です。

ようやく暖かい季節になってきましたね。

少し遡る2月頃、昨年4月から受講していたClubGPのAdvanceコースが修了しました。

 

月に2日、全10回のコースでこのように長いコースを受講したのは初めてでした。

毎月大阪に通うのは少し大変でしたが(土曜日の朝はほぼ始発でした)、全国から集まったとてもやる気のある先生方と、有名講師の先生の講演や沢山の実習をこなし、とても充実した10ヶ月でした。

今回最終回

最終回では、集大成としてセミナーで学んだことを活かしているか、受講生全員によるケースプレゼンテーションがありました。

 

 

私は午後のトップバッターとして発表しましたが、午前中の先生方のケースプレゼンテーションがとても素晴らしく、とても緊張しました。

年末からこのプレゼンテーションの準備で頭がいっぱいだったので、なんとか終えることができほっとしましたが、ケースについてはまだまだ反省があったり、未熟な点が浮き彫りになったのでやはり発表をすること、ケースをまとめることの大切さを実感しました。

 

休憩時間や夜の懇親会で多くの先生にケースについて声をかけて頂き、普段はどの先生がどんな治療をしているのか知る機会があまりないのですが、お互いの症例を見ることでより受講生の先生のことを知ることができました。

ケースプレゼンテーション

私は2年目の頃から、ケースプレゼンテーションを行うスタディグループに所属していました。その時の恩師である先生からは、どんなにレベルの高い治療や新しい方法を学んでも自分の患者さんのケースを出すことが臨床家として1番大切なことだと教わってきました。

 

それはどんなに小さな治療のケースでもいいということでしたが、最近はコロナの影響で対面での発表の場が減り、私も以前ほどケースプレゼンテーションを行っていませんでした。

 

しかし、今回の発表で改めてケースプレゼンテーションの大切さを知りました。

 

そのためには治療の記録をしっかりとること、レントゲンや写真の規格をきちんと揃えること、またケースをまとめる時間をとることが必要です。

マイクロスコープ実習試験

二日目はマイクロスコープを使った実習の試験がありました。

 

歯を削る、支台歯形成の試験、豚の顎を使った歯肉移植の試験がありました。

 

普段の実習と違った緊張感がありましたが、支台歯形成では最新の口腔内スキャナーを使って評価をしてくれており、自分の削った歯の形があらゆる角度から評価を得ることができてとても勉強になりました。

セミナー総括

セミナーの最後では佐藤琢也先生から総括のお話を頂き、歯科医師は技術がとても大切であり、それはトレーニングをしていかないと向上しないと言われました。

私たちは技術職であり、それは歯科医師である限りこれからも続き、もっともっと向上しなければならないと改めて感じました。

少しでも患者さんに今後もこのようなセミナーに参加し、より良い治療ができるよう努めて参ります。

 

以前のブログはこちら↓

セミナーに行ってきました。~大阪ClubGP~

 

再び大阪へ!~ClubGPのセミナーに行ってきました!~