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2018/03/28
口渇について

口渇について
衛生士の飯田です。桜が咲き始めて暖かな日が続いてます。皆さまお花見されましか?
口が渇く
口中やのどが激しくかわき、水分を欲しがる状態。 多尿症や脱水症に多くともなうほか、薬の服用や加齢によってもみられる。
大人は、体のおよそ60~70%が水分でできています。体重が60kgの場合、36~42L程度の水分が体の中に入っている計算です。
そして身体の2%相当の水分が失われると、口渇中枢が刺激され、喉の乾きを感じるようになります。喉の渇きがさらに進み、身体の3%相当の水分が失われると、脱水症状が起こりはじめます。この頃にはかなりの喉の渇きを感じるはずですが、高齢になると喉の渇きを感じないことが多く、重篤状態になる場合もあります。
その他、身体の塩分濃度を調整するために喉の渇きを感じることもあります。特に塩辛い料理を食べた後にとても喉が渇くのは、体内の塩分濃度を薄めるための働きと言えます。
大人が1日に排出する水分は2~2.5Lです。「そんなにたくさんは出ていない」と思う方もいらっしゃるとは思いますが、尿として排出されるのはおよそ半分の量で、それ以外は汗や息、皮膚からの蒸発により排出されます。特に冬場は汗をかいていなくても、空気の乾燥によりかなりの量の水分が体から蒸発します。
このことから、大人が1日に必要な水分量としては、排出量分である2~2.5Lとなります。これは2Lのペットボトル1本強の量に相当しますが、水分は食事などからも摂取できますので、実際には1.5L程度の水分を直接補給すれば、1日に必要な水分量を確保できると言えます。
子供は、大人以上に水分を必要としています。幼児で体重1kg当たりに100ml程度と、大人の倍くらいになっています。例えば体重20kgの子供で、1.2~1.6L必要とします。
水分量が足りないと隠れ脱水になる可能性もありますし、逆に極端に多すぎると低ナトリウム血症を引き起こす恐れもあります。毎日必要量を何回かに分けて飲むように心掛けましょう。
そのほかの喉が渇く原因
喉が渇く原因は水分不足だけでなく、他にも様々な原因で喉が渇くことがあります。十分に水分補給をしているにも関わらず喉が渇く場合は、以下のような原因が考えられるでしょう。

ストレスや緊張

ストレスや極度の緊張状態になると、唾液の分泌が抑制され、口の中がカラカラになります。このような場合はお水をたくさん飲まず、口の中を潤すように含むとよいでしょう。
加齢によるもの
年齢を重ねるごとに自律神経の働きが弱くなり、唾液分泌が抑制されて喉が渇きやすくなります。また、更年期障害が原因の場合は、短時間に汗を大量にかくホットフラッシュにより、一気に水分が不足することも考えられます。このように、加齢に伴い水分摂取がますます大切になりますが、胃腸に負担をかけないよう、こまめに少量ずつ、常温のお水を飲むようにします。
糖尿病
糖尿病の代表的症状の1つに、喉の渇きがあげられます。これは高血糖により体内の浸透圧が上がり、水分を十分に飲んでいても体内に吸収されず、尿として出てしまうのが原因です。お水を飲んでも喉の渇きが止まらず、トイレに行く回数が多い場合は一度医療機関で診察を受けてみてください。

女性の生理

生理になるとホルモンが活発になり、子宮の強化や乳腺を発達させるために水分を貯めようとします。この働きにより、普段よりも喉の渇きが感じられるようになります。ついコーヒーなどで乾きを抑えようと考えてしまうかもしれませんが、カフェインは中毒性があり、胃の荒れ等の原因にもなるので、水分補給が目的の場合には、お水やカフェインが含まれていない麦茶などを飲みましょう。
 

水分補給の注意点

水分補給の鉄則は「少しずつ複数回に分ける」です。1日に必要な飲料水の量は約1.5L程度で、コップ8~9杯程度ですから、おおむね1~2時間にコップ1杯ずつのお水を飲むようにするとよいでしょう。特に普段からお水を多く飲む人は、分けて飲むことを心掛けてください。
スポーツドリンクなどの清涼飲料水は塩分の他に糖分も多く含まれています。特に激しい運動をしたり、汗をかいたりしたときは飲んでも構いませんが、普段の水分補給にはお水や麦茶などが望ましいと言えます。コーヒーや緑茶はカフェインを多く含んでおり、利尿作用が働くので注意が必要です。
このように喉が渇く原因は水分不足の他、体のさまざまな病気のサインであることもあります。上記を参考に喉の渇きの原因を見つけ、適切な量の水分を補給するようにしましょう。
シェーグレン症候群は、自己免疫疾患と考えられていますが、その原因は不明です。中年の女性に最も多くみられます。一部のシェーグレン症候群患者には、他の自己免疫疾患(関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、全身性強皮症、血管炎、混合性結合組織病、橋本甲状腺炎、原発性胆汁性肝硬変、慢性自己免疫性肝炎など)が併存しています。
口の唾液腺や眼の涙腺など、体液を分泌する腺に白血球が侵入します。侵入した白血球が腺を傷つける結果、この症候群の特徴的な症状である口腔や眼の乾燥が発生します。

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