
UCLAインプラントマスタープログラム3日目
3日目の今日はスピーカーが代わり、午前中はまずUCLAの補綴科の教授であるDrマクラーレンの講義でした。
アメリカではインプラントとかぶせものをそれぞれ専門の先生が行うことが多いのですが、DrマクラーレンはDrサーシャの行なったインプラントのかぶせものを作ることも行なっており、どのように一緒に仕事を行なっているか、又、実際かぶせものを作る時にどのようなことに注意して材料などもどう考えて行なっているかを詳しく説明してくれました。
臨床もきれいで、患者さんの満足した笑顔をみて、自分ももっと患者様に満足していただけるよう、レベルアップしていきたいと思いました。
Drマクラーレンはとても早口な英語で通訳なしでは聞き取れないスピードでしたが,通訳の先生に聞いたところ,「まだ訳しやすいですよ」とおっしゃっていて、改めて通訳の先生の英語力、日本語力に驚いてしまいました。
午前の2人目には、USC(南カリフォルニア大学)の先生だったDrリシャドの講義もありました。
Drマクラーレンとは変わって、ゆっくりした英語で又フレンドリーにお話されるのが印象的でした。
全顎にわたる大きいケースでの補綴物についてのケースを通じて、治療の大変な部分や注意点などを教わりました。
午後はUCLAを長くにわたって代表するペリオ(歯周病)科の教授であるDrヘンリー・タケイの講義でした。
Drヘンリーは日系アメリカ人とのことで、日本語も話せるとのことでいたが、今回は世界中から先生方が来ているため英語での講義でした。
ヘンリー先生の本はアメリカ中のほとんどの歯学部の大学でのペリオの教科書として使われているほどメジャーな方であり、講義中のスライドも歯周病が綺麗に治っているケースを多く見せていただきました。
最後に、
「インプラントを行うことも大切だが、まず歯周病やカリエスも含めた予防が最も大切なことを忘れないようにして欲しい」
とのコメントで締めくくりとなり、当院で開業当初から行なっている予防を中心としたコンセプトをこれからも意識して診療していくことの大切さを、長い経験からおっしゃっているヘンリー先生のお言葉を胸に、継続していこうと思いました。
夜には主催であるUCLA gIDEのパーティーがありました。
日高先生もいらしゃって、食事をしながら皆で親交を深めることができました。
アメリカのパーティーは雰囲気が違いますね。僕達ももっと英語が出来ると他の国の人達と話ができ、より楽しめるのでもっと英語を勉強したいと思いました。
思い出深い、盛り上がったパーティーでした。
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