
マイクロスコープ
「見えない」ものが「見える」精密歯科治療
あなたの視力はどれくらいですか?
もし、あなたの視力が0.3ぐらいだとすると、本人は見えてるつもりでも見えていないものがたくさん、あるはずです。
例えば、向こうを歩いてくる人の顔や表情などを判別することは難しくなるはずです。自分では見えていなくても、実際に向こうは見えていて、声をかけられた経験がある方も多いのではないでしょうか?
歯科治療においても、実は、これと同じことが言えるのです。
これは歯科医師の目が悪いということではありません。
肉眼で見える部分には限界があるということなのです。
そもそも、歯というのは大きさが指に比べても、とても小さいです。
しかし、小さい歯の中で、実に様々なことが起きているのです。それを知っているのと、知らないのとでは治療の精密度が断然、変わってくるのです。
口の中には細菌が唾液1mlあたり1億個もいるといわれてます。
細菌は当然、目で見えるレベルの大きさではありません。
ちょっとでも、治療した歯と歯茎の間に段差や隙間があれば、たちまち、そこに細菌が入り込んでしまい、歯茎が下がってしまったり、また虫歯になってしまうリスクが上がってしまうのです。
たとえば、こんな感じです。
拡大することで、ここまで大きく見ることが可能になるのです。
このケースでも、肉眼で見ただけでは分からないこと、拡大して詳細に見えることで分かることがたくさん、あるのです。
あなたは歯の中が、どのような構造になってるか、見たことがありますか?
大半の人は歯の中がどのようになってるかを知らないと思います。
ちなみに、虫歯になってしまった歯はこんな感じになってます。
これをどのように治療するのかというと、このように図にすると簡単なのですが、右の図を見てもお分かりの通り、歯は小さく、その歯の中で、歯の神経もきれいに取れてるのかどうかを肉眼で確認するのははっきり言って、ほぼ不可能なのです。
では、どのようにして治療しているのかというと、そこは「経験と勘」という答えになってしまうのです。
しかし、その見えないものを見えるようにしてくれる最強兵器があるのです。
それこそが「マイクロスコープ」という拡大顕微鏡です。
医療においても、脳外科手術などではほぼ確実に使用されています。
そのマイクロスコープを当院も導入しているのです。
この拡大顕微鏡で見ると、肉眼ではほぼみることが不可能な歯の中までも、見えてしまうのです。
はっきり見えた状態で歯の中の治療を行うのと、何も見えずに経験と勘に頼った治療をするのとでは、最終的な精密さに大きな開きが出てくるのです。
マイクロスコープによる、高精密治療をご希望の患者様は、こちらからお問合せ下さい。
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