
ゴールデンウイーク前半の4月28日29日の2日間、年間プログラムの研修コースに参加してきました。
今回の2日間の講師は前にも講義を受けている日高先生で、口腔内写真を含めたプレゼンテーションについてと、フエイスボウを使った咬合器についての内容で講義と実習を行なってきました。
口腔内写真は当院でも患者さんそれぞれの口腔内を撮らせていただき、見ていただいていますが、カメラについてや、それをどうプレゼンテーションに生かしていくのかなど、先生のこだわりなど細部にわたって色々と教えていただきました。
また2日目には咬合について学びました。
我々は患者様の型をとった模型を咬合器という道具に装着して被せものを作ったり調節したりするのですが、咬合器も色々な歴史や種類があり、それぞれの特徴の中から実際に使いやすく精度の高い技工物を作れる咬合器を選び、それを使いこなせるようにならなくてはいけません。
今回はフエイスボウを使って実際に相互実習も交えて、咬合器装着を行い、取り扱いのポイントを確認しました。
また、実際に患者様の被せものを作るにあたって、どんなかみ合わせがいいのかを考え、シュミレーションし、実際に使ってもらいながら最終的な被せものを作っていくというステップをきちんとふんで、結果的に長く良く使っていただけるかみ合わせを作れることになります。
その考えが咬合理論になりますが、その歴史から現時点での考え方のまとめをしていただいて、整理できたと思います。
これからここで学んだことを実践し、患者様の口腔内にとって最適なかみ合わせが出来るようにしていきたいと思います。
学びの多い2日間でした。
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