
gIDE/グローバルプログラム研修会 in アメリカ ロサンゼルス
7月20日よりアメリカのロサンゼルスにて研修会があり、参加してきました。
今回はインプラント治療について、世界でも有名なDrサーシャが主催するgIDE(Grorbalのコースを3年ぶりに受講するのと同時に、これまた世界で有名なDrカンのいるロマリンダ大学のインプラント科の研修会に参加して、最新の情報と治療を学ぶ目的で参加しました。
インプラント治療は当院でも多くの方に行なっている治療方法ですので、常に新しい知識や技術が必要になってきます。
特にアメリカは治療技術はもちろんのこと、研究も盛んであり、多くの論文が出されています。
これらを直接教わることで、当院の患者様にも安全できちんとした治療を行うことが出来ます。
まずはgIDEでのコースです。
Drサーシャには3年前に会ってからも日本でのセミナーで何回かお会いしていましたが、今回はコースでの受講で楽しみにしていました。
会場は3年前にも訪れた研修室ですが、前回は丁度改装中だったオペ室が見られました。
研修は3年前に学んだ基本的な内容は変わりなく、それを中心として最近の症例や、治療の最近でのトピックスを聞くことができました。
Drサーシャは前もそうでしたが今回も、最近出たばかりの治療方法をいきなりやるのではなく、今まで確立された治療方法をきちんと行うことが一番大切であり、常に原則を守ることが大切だと力説されていました。
前に学んだことの復習も大切ですし、それに加え最新の治療方法で実際にDrサーシャが行った治療をエビデンスを基に聞くのはとても勉強になりました。
最終日には実際の患者さんのライブオペも行われました。
Drサーシャはオペの腕がとても素晴らしく、世界中からロサンゼルスのクリニックに患者さんが来ています。
今回も歯を抜いてすぐインプラントを埋め込む手術が行われましたが、スムーズにオペが行われました。
又、アシスタントの準備等も洗練されていて素晴らしいと思いました。
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ロマリンダ大学
ロマリンダ大学はロサンゼルス郊外にあり、車で1時間ちょっとかかる場所にあります。
インプラント科のDrカンは臨床でも研究でも世界的に有名です。
特に前歯のインプラントを使った審美での研究は素晴らしいと思っていましたので、今回再度聞けるということを楽しみにしていました。
3年前にも教えてもらっていますが、今回は最新の研究データを基に、特に前歯のインプラントについて勉強することが出来ました。
特に最初の症例では、論文に載せて世界でも賞賛されたケースでも10数年経ってトラブルがでてしまったケースもあり、その当時ではわからなかったことで現時点でのそれに向けての予防策を考える機会にもなりました。
最後にはロマリンダ大学からのサティフィケートもいただくことが出来ました。
今回のロサンゼルスでの研修を実際の臨床にも生かして、エビデンスに基づいた確実な治療を行っていきたいと思います。
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