gIDE/Club GP セミナー in ロサンゼルス

 

7月18日より22日までロサンゼルスにて1年間のコースの最終ラウンドがありましたので参加してきました。

今回でロサンゼルスは3回目になります。

場所は今までも何回も教えていただいている世界的にインプランンとの研究や臨床で有名なDrサーシャのプライベートオフィスであるgIDEの研修室で行われました。

 

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まず初日はこれまた世界中でインプラントについての研究や臨床で有名なロマリンダ大学教授のDrジョセフ・カンでした。

2年前にロマリンダ大学にて講義を聞きましたが、最近の研究データーや以前紹介されたケースのその後についてがとても興味のあるところでした。

カン先生は以前から、とてもエネルギッシュな授業を行って下さいますが、今回もとても熱心に多くの臨床ケースを研究データーと合わせて講義を行っていただきました。

特に前歯のインプラントはきちんと咬めることはもとより、見た目の審美性も重要です。

カン先生は前歯のインプラントでは世界的に有名ですので、インプラントが長期的に機能するために大切なことや、審美的に大切な治療のやり方やステップを詳しく解説していただきました。

今までの治療の予後なども見れてとても参考になりました。

前歯の治療をする時は特に参考に行っていきたいと思います。

 

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2日目・3日目はDrサーシャの講演、ライブオペ、実習というとても充実した内容のスケジュールでした。

Drサーシャも以前より教えていただいていますが、講義も実際の患者さんにあてはめて、わかりゃすく講義をして下さいました。

今まで聞いていることでも、何回か聞いてわかることもありますし、実際に自分の経験を重ねることで新たに分かりないことや、疑問点も出てきますので、とても有意義なものとなりました。

ライブオペも実際の患者さんを、日本でまだ行われていない治療の途中の状況でのインプラント治療でしたので興味深く見ることができました。

 

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また、実習では豚の下あごを使って実際のオペを想定して骨が少ない患者さんに対してどのようにしたら成功の確率が高い治療ができるのかをデーターを元に教えてもらった治療の実習を行いました。

オペは日常的に行うことが多いですが、基本に忠実なことを練習することで再確認することも出来ます。

今回も実際を想定してしっかりと行うことが出来ましたし、道具も使いやすいものを教えてもらって、実際に使ってみて使いやすさを判断出来るので、とても良い機会となりました。

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また、この日には自分の臨床ケースをDrサーシャに見てもらう機会もいただきました。

日本では今までケースの発表をしてきましたが、今回英語での発表でした。

 

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普段日本語で何気なく話している言葉も、英語では中々言えないこともあり、緊張して臨みました。まだまだ英語力は上げないといけないのですが、ケースについてはDrサーシャからお褒めのお言葉を頂きました。英語の練習をしてきた成果と、日々の行っている臨床を評価して頂き、これからもより良い治療を行って行きたいと思います。

 

最終日はこれまた世界的に有名な南カルフォルニア大学の臨床医のDrマニエの講演でした。

Drマニエはセラミック治療で有名で、著書が世界中で翻訳されています。

5年前に講義を受けたことがありますが、今回はセラミックについてや、レジン治療について接着の事も含めて多くの事を講義していただきました。

又、最新の材料についても詳しく、自分の臨床での経験も元にお話しして頂きました。

 

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とても明るくフレンドリーな先生で、授業もジョークも交えて教えていただきました。

特に今回はレジン治療についてより多くの事がわかり、とても有意義な時間となりました。

これからの臨床にぜひ生かしていきたいと思います。

研修が4日間で、観光と買い物は帰りの日の半日という日程でしたが、充実したロサンゼルスでの研修会でした。

又機会があればロサンゼルスに研修に行きたいと思います。

 

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