
おはようございます!副院長の金子です。
「親知らずって抜かなきゃいけないの?」
よくいただくこの質問について今日はお話ししたいと思います。
初めに答えを出すと、
親知らずだから必ず抜かなければいけないというわけではありません。
その歯の状態によるということです。
親知らずの正式名称は、第三大臼歯。20代から30代にかけて生えてくることが多く、生えてこない方もいらっしゃいます。
他の歯に比べ、
内部の構造、生え方、生える時期において非常に個人差があるのが特徴です。
そんな親知らずですが、
患者様へ抜歯を提案する条件としては、
①生え方により汚れが溜まりやすく、虫歯になるリスクが高い
②腫れ、痛みを繰り返す
③①により隣の歯も虫歯にしてしまうリスクが高い
④すでに深い虫歯がある
⑤汚れが溜まり口臭が気になる
などが挙げられます。
一方、真っ直ぐ生えており、しっかり噛み合っている親知らずの多くは、抜歯の必要はありません。
上に書いたものはあくまで一般論でありますから、
その親知らずの抜歯が必要かどうかは、実際の状態を見た上での判断となります。
一人一人違う親知らず。
「自分の親知らずの状態はどうだろう?」
気になる!という方、
残せた場合の親知らずのケアの仕方知りたいという方は、一度検診を受けていただくことをオススメします!
副院長 金子