おはようございます!

副院長の安藤です。

梅雨ですが、まだ雨も少なく暑くなってきましたね!

前回はスポーツドリンクの話題でしたが

今回は、歯磨き粉についてのお話です。

皆さんは毎日歯磨き粉を使っていますか?

薬局に行くと実にたくさんの種類の歯磨き粉が売ってますよね。

どれがいいのか・・・迷ったことはありませんか?

歯を白くする、むし歯を予防する、歯周病を防ぐ、口臭を防ぐなど

色々な表示があります。

たとえば、歯を白くするという表示の物には清掃剤と言われる研磨剤が入っていて、むし歯を予防するというものにはフッ化ナトリウム(フッ素)が含まれているものを示しています。

気になる症状に合わせて選ぶことができますね!

しかし、歯磨き粉の効果を期待しすぎてはいけません。

必要以上にたくさんつけすぎたりするのは、逆に歯を傷めることになってしまいます。

また、

お口の中の2大疾患と言われるむし歯と歯周病の原因は、歯垢(プラーク)です。

歯垢は、歯磨き粉を使ったからといって取れるわけではなく、

歯ブラシを動かしてブラッシングをすることで機械的に落とすことが最も効果的だと言われています。

むし歯や歯周病を防ぐと書いてある歯磨き粉を使ったからといって、

病気を完全に防ぐことはできないのです

極端に言えば、むし歯や歯周病は歯磨き粉を全く使わなくても、

正しいブラッシングできちんとお口の中の歯垢を除去できれば予防することができるのです!

じゃあ、歯磨き粉は使わない方がいいの?

と、思われる方もいるでしょう。

歯磨き粉の成分の中でも、最も効果があると言われているのはフッ化ナトリウム(フッ素)の、むし歯を予防する効果です。

むし歯になりやすい方や、お子さんなどはフッ素入りの歯磨き粉を使うのは効果的でしょう。

ただし、歯磨き粉をつけすぎてしまったり

発泡剤によって泡立つ歯磨き粉はあまり適切ではありません。

口の中が歯磨き粉であふれて、歯垢がとれた気になってしまいます。

つける量は歯ブラシの毛先の幅の4分の1から3分の1くらいで十分です。

当院では厳選した歯磨き粉を販売しています。

フッ素入りの歯磨きペーストです。低発泡で泡立ちが少なく、

かつ、フッ素の効果でむし歯を防いでくれます。

また、研磨剤が入った歯磨き粉も、使い方に気を付けないと

歯を傷つけてしまい、余計に着色が付きやすくなってしまいます。

歯の着色が気になる方には、粒子が細かい歯磨き粉で、傷を埋めてくれるタイプの歯に優しい歯磨き粉がおすすめです。

どんな歯磨き粉でも、一番大切なのはブラッシングです!

詳しくはスタッフまでお尋ねください。

安藤