みなさま、お久しぶりです。勤務医の味戸です。
お元気にされているでしょうか?
ドクターブログも久しく投稿できていなく、すみませんでした!
これからは、毎週投稿心がけますので、是非ともご覧ください。
今回は、4月から毎月土日にセミナーに行ってきたまとめを報告いたします。
内容としては、矯正のセミナーでした。
どんな矯正セミナー? 
では、どんな矯正セミナーなのか?
皆さんが、想像する矯正は、一般的な「ワイヤー矯正」。
もしくは、今流行っている「マウスピース矯正」かと思います。
しかし、学んできた矯正は全く別物でした。
学んできた矯正とは、「顎顔面矯正」というものでした。
ご存知ないかたもいらっしゃると思います。
自分の家族に聞いても聞いたことがないと言っていました。
どんな矯正なのか?
文字の通り、顎を矯正するものです。
顎?何を言っているんだろうと思われると思います。
そもそも歯は上顎、下顎の骨に埋まっています。
ワイヤー矯正などは、歯を並べる矯正ですが、顎顔面矯正は上顎、下顎を大きくし、歯をいい位置に並べる矯正です。
ワイヤー矯正などは、大人になってもいつでもできますが、顎顔面矯正は小さい時しかできないのです。
なぜ期間が限られているのか?
顎というものは、頭の骨に上顎がくっつき、その下に下顎がついています。
頭の骨の成長は、10歳で終わってしまうのです。とういことは、上顎の成長も10歳までに終わってしまうのです。
下顎も期間が決まっており、14歳までとなっています。
なんで歯並びが悪い子が増えているのか?
お子様の学校検診の紙に歯並びの項目に丸がついてきていないでしょうか?
今、顎が小さい子供が増えています。それはなぜでしょう。
食べ物が柔らかくなっているからです。
テレビでも柔らかい=美味しいと認識されており、どんどん柔らかくなっています。
顎に食物の刺激が伝わらなく、小さくなってきています。
ある面白い調査があります。
同じ国のケニアで、都市部のナイロビとロドワルとで歯並びの調査をした結果、都市部のナイロビはロドワルの3倍もの歯並びの悪さを認めています。
将来の人間はもっと小さくなり、宇宙人のようになることが予想されます。
顎の成長が悪いとどんなことが起こるのか
食生活の変化により、顎が小さくなり、歯が並ばない。
そうした結果、どんなことが起こるのか。
結論から言うと、たくさん悪いことが起こります。
顎の成長が悪いと、気道が小さくなり、いびきをかき、睡眠時無呼吸症候群になってしまうのです。
アメリカでも、小さい子の睡眠時無呼吸症候群は問題になっています。
睡眠の質が低下すると、夜間にトイレに行ったり、昼間に眠気が来て、勉強の質も下がってしまうのです。
寝相が悪かったりするとその傾向にあるかもしれません。
その他にも、姿勢が悪くなったり、鼻の骨の成長も止まることから、口呼吸が増え、口臭、唾液が減り、虫歯が増えるなど、悪いことしかありません。
自分が小さい時にしたかった矯正だなと実感しています。
大きくなったらワイヤー矯正すればいいのでは?
歯並びはそれで解決するでしょう。
しかし、顎の大きさは変わらない以上は、睡眠、姿勢、口呼吸は変わりません。
改めて言うと、顎の成長は、10歳までです。この時までに行わないと、ダメなのです。
どんな装置をつけるのか
下の写真で示したものが装置の一例です。

お子さんが勝手に外すことができないのがいいところです。
マウスピース矯正であると、大人などは効果をわかっていますから、つけますが、お子さんは辛いと外してしまいがちです。
お子さんこそ、取り外しのできない装置がいいのです。
いかがでしたでしょうか?
顎顔面矯正は、いいことがとても多いい矯正なのです。
学校検診で歯並びに丸がついてきたお子様、歯並びが悪くなりそうで不安な親御さん、是非ご相談してみてください。
ではまた次回のドクターブログでお待ちしております!