こんにちは!
初めてドクターブログに投稿いたします、歯科医師の竹園です。
8月は大型の台風6号と7号が上陸しましたが、みなさまのお住まいの地域は大丈夫でしたでしょうか?
被害に遭われた地域の方に心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
本日は、災害時のオーラルケアについてお話ししたいと思います。
災害多発国日本
日本は豊かな自然に恵まれていますが、地震、津波、火山噴火、台風、大雪、近年は気候変動による豪雨など、様々な自然災害が多発する国でもあります。
災害時、避難所生活や水不足などで口の中を清潔に保つことができないと、お口の中の細菌が増殖し、特に高齢の方では誤嚥性肺炎が起こりやすくなるため、注意が必要です。
また、歯周病の原因となる細菌の数を減らすことによって、風邪やインフルエンザの原因であるウイルスの細胞への付着を阻害できることが明らかになっています。
歯医者さんへ行くと、虫歯や歯周病の予防のために歯磨きをしましょうと言われがちですが、災害時においても体の健康にオーラルケアは欠かすことができません。
防災バッグの中身

防災バッグを準備している方もたくさんいらっしゃると思いますが、オーラルケアグッズの用意はできていますか?
ぜひ、この記事を読みながら確認してみてください。
準備が足りなかった方は、お近くのドラックストアなどで手に入るものばかりなので、災害時に備えましょう!
防災バッグに入れておきたいオーラルケアグッズ3選
・歯ブラシ
普段から使い慣れたものを準備しておきましょう。
・液体ハミガキ

液体ハミガキは、歯磨き粉の代わりに使います。
適量をお口に含んで20秒程度ゆすいでいきわたらせた後に歯磨きをすれば、その後のうがいは不要です。
「洗口液」と「液体ハミガキ」は用途が異なります。パッケージの裏面に書いてあるので、確認してみてください。
・歯磨きシート
歯やお口の中の汚れをとるためのウェットシートのようなものです。指に巻きつけて、お口の中の汚れを取り除きます。歯と歯の間など、細かい部分を磨くことは少し難しいですが、使用後のうがいが不要なので、災害時の水の使用量も削減することができます。
Q.歯ブラシがないはどうすればいいの?
歯ブラシがない場合は、食後に少量の水やお茶でしっかりうがいをしましょう。
ハンカチやガーゼ、アルコールを含まないウェットティッシュを指に巻いて歯を拭い、汚れを取るのも効果があります。
また、唾液には口の中の汚れを取る効果もあるので、キシリトールガムを噛んだり、唾液線をマッサージしたりすることも良いでしょう。
唾液腺は顎の付け根や耳の真下に位置しているので、優しくマッサージしてみてください。
防災バッグの準備はできていましたか?
なにかわからないことがあれば院内のスタッフにお気軽にご質問ください。