睡眠時無呼吸症候群について本当のこと知っていますか?
みなさん、こんにちは!
勤務医の味戸です。
もうすぐ10月に入りそうですが、まだ暑い日が続きそうですね・・・
みなさん、いかがお過ごしですか?
今回のドクターブログは、睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome 以下SASと略
す)についてお話したいと思います。
それはなぜかというと、父がこの疾患に悩まされており、近い将来、自分も悩まされるかもとヒヤヒヤし、調べました。
みなさんの健康知識の一助でもなればと思います。
SASとは?
睡眠時無呼吸症候群とは、文字通り、睡眠中に呼吸がうまくできず、呼吸ができず、睡眠障害を患う疾患です。
原因として、舌の後退、沈下、扁桃肥大、首や喉周りの脂肪が挙げられます。
睡眠中に呼吸が停止すると、脳が起こされ、指令を出し、脳、体は起きるのです。

これを繰り返すことによって、深い睡眠が取れなくなり、起床時の頭痛、日中の過度な眠気、夜
間の頻尿、熟睡感の欠如、集中力の低下が起きます。
実は世界的に問題なんです!
日本だけではなく、世界的にも問題視されているのです。
前回の、ドクターブログでも記載した通り、子供でも容易に起こり、アメリカでは重要な問題として取り上げられています。
子供の原因としては、顎が小さくなり、舌の置くスペースがなく、起こると前回お話ししました。
また、この病気は痛みなどもなく、なかなか自分では自覚症状が分からないんです。
家族などに指摘されて初めて気づくのです。
睡眠に関して悩んでいる患者の主訴は6%しかなく、睡眠障害を有する患者の大半は、医科を受診していないことがほとんどと言われています。
日本人では、約4人に1人の割合で認められていると言われています。
身近な病気といえますね。
合併症が恐ろしい・・・
子供では、発育障害、注意欠陥・多動症、
大人では、高血圧、冠動脈疾患、心房細動、脳卒中、2型糖尿病を合併する可能性があります。
とても恐ろしい病気ばかりですね・・・
それだけSASはとても恐ろしいのです!

治療法は?
色々な治療法があります。
顎が後ろに位置しているなら、前に持って行くとか。
扁桃が大きければ除去するとか、
これらの治療方法を聞いてみると怖いですよね。
現実的な治療法は、
酸素が自動的に供給される以下で行われる持続的陽圧呼吸(CPAP)
もしくは歯科で行う下顎前方牽引装置(MAD)の2種類と言われています。
この違いは、重症度によります。
まず医科で重症度を確認し、
重症であれば、CPAP、
軽症であればMADとなっています。
持続的陽圧呼吸治療(CPAP)とは?
鼻マスクや口マスクを介して、上気道に空気を送り込み、睡眠中に上気道を陽圧状態に保つことで、その開存を維持する治療法です。
小さい時にお父さんがつけていたので、ダースベーダーだ!と言っていた記憶があります・・・

下顎前方牽引装置(MAD)とは?
上下の顎に装置を装着し、下顎を前に位置した状態を維持することで、舌全体が前方に位置し、気道の狭窄を防ぎ、夜間の呼吸を促進する治療です。
治療回数としては、3~4回ほど。治療費は、1万円ほどです。

比較的簡単に作ることができますが、下顎をずっと寝ている間、前に出しますから、顎が痛くなったり、噛み合わせが分からなくなったりということがあります。しかし、比較的にすぐ解消されるとも言われています。
どうやって作ればいいの?
まずは、医科の病院を受診してください。少しでも、家族に指摘されたり、上記の症状に当てはまる方は、受診してみてください。
重症度を判別し、軽症であれば、制作依頼書を医科の方が作ってくれます。そして、歯科を受診してください。すぐに歯科に行くのではなく、まずは、医科です。間違いないようにお願いします。
最後に
いかがでしょうか?実は、身近な疾患でもあるのです。
不安に思われた方は、医科の方に相談してみてください。そして、依頼書を受けとりましたら、
ぜひ最寄りの歯科医院へ行かれてください。ヤガサキ歯科でもぜひお待ちしております。
