こんにちは!
いよいよ冬本番、という日が続いていますね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
どうも歯科医師の川端です。
名前を言われてもわからない方が大半だと思いますので「あっ川端先生の投稿だ!」と思っていただけるように前回同様、自分の時は野球のイラストを上げます。
とういうことでほい(^ ^)

さて本日のブログの題材はレントゲンです。
レントゲン
みなさんレントゲンの見方について話を聞いたことはありますか?
歯医者さんに行って必ず撮影するレントゲン。
なぜレントゲンを撮影するのでしょうか?
それは目で見えない歯の中や歯茎の下を覗くことができるからです。治療を行う前の診断に必ずと言っていいほど必要なレントゲン。
本日はその見方についてお話ししようと思います!!

レントゲンで使っているX線(ビーム)は可視光に比べで波長が短く、原子間の隙間を干渉せずに通り抜けるため物質への透過性に優れています。ただし、物質に入射したX線すべてが透過することはなく、物質を構成する元素と厚みに依存して吸収されます。
つまり全体的なイメージとして「硬いものが白く、空気や柔らかいものは黒く」映ります。
まず健康的な状態の写り方ですが、歯と骨は硬いため白く移り、金属などの1番硬いものは真っ白に移ります。
また歯の神経は柔らかい細胞や血管でできているため黒く移ります。

次に治療が必要な状態の写り方をご説明します
むし歯
「虫歯は歯を溶かす」と聞いたことがある人は多いと思います。そうです。虫歯に罹患した歯は柔らかくなっていくため、
黒く映ります。つまり白く映っていないといけない部分が黒く映った場合は虫歯のおそれがあります。

歯の根の先に膿
歯の根の先に膿がたまる症状についてです。
普段歯の根は骨に囲われていますが、そこに膿が溜まる場合、骨が吸収されて膿が溜まります。
つまりその場所は硬い骨から膿という液体に置き変わるため、レントゲンの映り方としては黒くなってきます。
ちなみに歯の根の膿の原因は一つとは限らず、歯の根の中が汚れてしまっている場合や、歯の根の外が汚れてしまっている場合、歯の根が割れてしまっている場合があります。

歯周病
歯周病という病気は歯の根の周りの骨を溶かす病気です。
なお歯周病を見る際はレントゲンがとても重要です。
歯周病で全体的に骨が下がる場合や一部の骨が下がる場合、硬い骨が柔らかい歯茎や空気なりますので黒く映ってきます。

他にもまだまだレントゲンから読み取れるものはありますが、便利で、まず知っておくとより歯科医院での説明がわかりやすくなる情報は以上です。
これからクリスマスに、お正月と年末年始の行事が目白押しですね!冷え込みも厳しくなる季節です。体もお口も元気に新年を迎えましょう!
過去にはこんなレントゲンに関する記事もあります
レントゲン撮影について 〜なぜ撮影するのか、なぜ白黒なのか〜