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みなさんこんにちは。

勤務医の天下井です。

雪も降るほど寒さも増し、着込む服も増えるこの頃ですが皆様はどうお過ごしでしょうか。

コロナもまた流行しだしているので健康には一層気をつけたいものですね。

 

歯科を受診する理由

当院に来院する理由は様々な理由があると思います。

虫歯を治したい。」

「歯を白くしたい。」

歯並びを綺麗にしたい。」

などなど人それぞれですよね。

「歯周病を治療してほしい。」という理由で来院する患者様も少なくありません。

 

そんな中、ある習慣が歯周病の治癒に大きく関わっていることはみなさんご存知でしょうか。

そうです。「喫煙」です。

 

初診時に問診を行う際、喫煙の習慣があると治療計画の立案に頭を抱えてしまうことがあります。

 

 

タバコを吸うだけでなぜ歯周病は治りにくくなるのでしょうか?

 

様々なメカニズムがありますがタバコに含まれる「ニコチン」が血管を縮める事により、血流が悪くなることで栄養が行き渡らずせっかく治療しても中々治ってくれません。

また血管か縮んだ事により血色が悪くなり歯周病の発見を見逃してしまったりします。

 

またタバコに含まれる「一酸化炭素」が血中の酸素を運ぶ赤血球の働きを阻害します。

そうなると歯周病を悪化させる原因菌は空気が少ない環境を好んで繁殖するためより活動力が上がり歯周病が悪化してしまいます。

 

また血流が流してくれる「老廃物」も流れなくなり治癒が遅れてしまいます。

 

その結果、非喫煙者と比較しておよそ喫煙者は4倍ほど歯周病のリスクが上がると言われています。

これはとても大きな数字ですよね。

そして、この研究では歯周病患者の42%が現在の喫煙習慣に11%が過去の喫煙習慣によるものとされているのです。

 

禁煙したら歯周病にかかるリスクは下がるのか?

残念ながら禁煙しても歯周病にかかるリスクが上がってしまいます

そして喫煙前の状態の戻るまで何と11年以上禁煙をしないと戻らないと言われています。

 

そしてよく質問を受けるのが、「アイコスなど加熱式タバコなら大丈夫ですか?」と聞かれることがありますが、残念ながらニコチン、タール、一酸化炭素などの有害物質の量は少ないながらも従来のタバコと変わらず悪影響を及ぼします。

ここまで読んでご理解いただけると嬉しいのですが喫煙は「百害あって一利なし」これに尽きると思います。

経済的にも圧迫するだけでなく歯周病以外にも肺がんを始め心筋梗塞、脳梗塞などの循環器疾患、慢性気管支炎、肺気腫などの病気に深く関係しています。

また妊婦の喫煙は流産、早産、死産、低体重児出産、死産のリスクも高めます。

 

自分だけでなく副流煙で周りの大事なご家族やパートナーにも健康被害が及ぶのでこれを機に禁煙を考えることを強くお勧めします。

 

 

過去の喫煙についてのブログです。

歯周病と喫煙 ~喫煙が引き起こす「たまったものじゃない!」こと~

 

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