こんにちは。ヤガサキ歯科医院の保科です。
最近は突然の天候悪化があるので、雨が降ってもいいように、折りたたみ傘を常備している方も多いと思います。
さて、今回は雨に備えて傘を持つように、虫歯にそなえて行う予防に関連したお話です。

フッ素
歯科で扱うフッ素は、フッ化物という少し加工された形になります。
「フッ化物配合歯磨剤」など聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
他にも洗口液やフッ素ジェルなどがあります。
今回は、フッ素入の歯磨き粉で歯磨きをする際に気をつけることを紹介します。
歯みがきするときのポイント
では具体的に、どのようなことに気をつけて歯磨きを行えばよいのでしょうか。
フッ化物の効果を得るのに重要な条件があります
・濃度
・時間
・到達
この 3 つです。
濃度
濃度というのはフッ化物の量のことで、フッ化物入の歯磨き粉には必ず書いてあります。
単位は ppm で、効果が発揮されるのは値が 1000 以上(成人用)のもの、という研究結果があります。
日本の歯磨き粉だと、ほとんどが 1500ppm なので問題はないです。
ただしフッ化物は子どもが飲み込むとお腹を壊したりするので、子供用は 900ppm で少し低めに設定されています。
時間
時間とは、歯磨きをする時間のことです。
2 分以上口の中にフッ化物をとどめておくことで、効果を発揮するという論文があります。
到達
到達とは、フッ化物をいかに歯磨きしにくい部分に届け、その時間を長くするか、ということです。これを達成するためには、歯を磨いたあと口をゆすがないことが効果的です。
…え?と戸惑う方もいらっしゃると思います。
もちろんこれは理想なので、実際に実行するのは、なかなか難しいと思います。
その場合は、ゆすぐ水の量をペットボトルキャップ 1 杯分に減らしてみてください。私も最初は気持ち悪く感じていましたが、3 日もすれば慣れてしまいました。笑
歯磨き粉の使用量
では、歯磨き粉の使用量はどれほどでしょうか。これは年齢により異なります。
具体的には
歯が生えてから 2 歳まで:米粒程度
3~5 歳:グリーンピース程度
6 歳以降:歯ブラシ全体を覆う程度
です。
5 歳までの歯磨き粉の量、思っているより少なかったのではないでしょうか。
お子様がいらっしゃる方は是非、参考にしてみてください。
まとめ
フッ素入りの歯磨き粉を使う際は
①成分表で 1000ppm 以上フッ素の入ったものを選ぶ
②2 分以上磨く
③ゆすぐときはペットボトルキャップ 1 杯分くらいの水で
④適切な歯磨き粉の量を使う
ということが重要です。
もしわからないことがあれば、ヤガサキ歯科医院のスタッフに聞いてみてください。
閲覧ありがとうございました。
歯みがきに欠かせない歯ブラシについての記事はこちら
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